市場情報と雑学と 〜明日使える知識を〜

某大手電気メーカーに勤める社内SE。マーケティング的なことも業務の中に入ってきているなかで有望な市場分析を発信していきます。また、導入してきたなかで便利な小物があれば紹介していきたいと思います。

長期投資に必要な指標とパフェットコードの紹介

このブログを書き始めて2週間が経過しました。

今回は企業・投資情報を配信するブログとして株式指標の見方と比較するのに便利なサイトと、重視している指標について紹介したいと思います。

 

比較に使用しているサイト

筆者がよく使用しているサイトはパフェットコードです。

パフェットコードではROIC(投下資本利益率)という株式指標をおそらく唯一比較できるサイトです。

 

投資サイトの中ではPER・ROEなど日常ではほぼ使わない用語がでてきます。

重視する指標は短期・中期・長期で違いますが、筆者は複数のことを同時にできないタイプなので長期投資専門です。

長期投資先 比較に使用する指標

時価総額:500億円以上 

東証一部上場企業の見直し基準が時価総額500億円以上に2020年に変更示唆されているため、500億円以下の企業は年金機構などの機関投資家の買いから外れる可能性があります。

ROIC  営業利益 ÷投下資本(有利子負債+株主資本) 8%以上

 ROE 株主資本利益率 純利益÷株主資本 重視しません

 ROA  当期純利益÷総資産 重視しません

ROICは使ったお金に対して幾らリターンを得ているかを表す指標です、

ROEROAも同指標ですが、ROEは借金の増加によっても増加します。ROAサプライヤーとの力関係による売掛金の増加を反映できません。

配当利回り 3%以上

株価に対して、配当金が何%となるかを表します。無論、高ければよいですが、過去の配当履歴についても見ておくと良いです。

PBR 1.0以下(あまり重視しません)

PBR(価純資産倍率)は株価が純資産の何倍かを示す数値です。原理的には1.0倍以下の会社は会社を精算したほうが株主に利益を還元できる企業となります。

 指標に当てはまらないブランド力

実際のところ、価格競争力はブランド力が重要な指標です。アップル、コカ・コーラのようなインフレにも対応できるファンがいるような企業はやはり強く、その企業の独特性があります。指標だけでなく、投資先として相応しいかは必ず確認しましょう。

長期投資の利点 投資効果と投資期間

筆者は購読者として、10代~30代程度の若手サラリーマンを意識しています。

株、というものは一見してFXのようなレバレッジを効かせた信用取引のイメージが強いと思います。テクニカル目線(チャートと、にらめっこして売買)での購入も大事ですが投機的なものとなるので退場の確率も高くなります。

株式投資の世界ではもっとも大事なことは退場しないこと・次に利益を上げること、と考えます。

長期的に複利で稼いだ場合どのように推移するか。毎月3万円ずつ30年間積み立てた場合の推移です。3%利回りの低リスク商品でも30年後には1.7倍近くに膨れ上がります。

特別な知識は無くとも、NISA枠120万を積み立てれば十分なリターンを得ることができるのです。

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出典:金融庁 複利計算

 

若いうちほど投資をすべきということです。時間が余っているのであれば転職活動に勤しむ・出世のために時間を犠牲にするよりは収入「源」を増やすよう勉強したほうが有意義です。

 ただし、株一本で投資をするよりは現金・仮想通貨・債権・不動産など分散して投資を行いリスクを回避しましょう。

 

リボ払いなどの借金は可能な限り避けましょう。年利18%のリボ払いは4年で支払い総額が倍になります。

 

くまねこは若者の投資を応援しています。

 

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